救護施設つばき 一覧
「救護施設つばき」です。
早いもので、新型コロナウイルス感染症が5類感染症に移行して1年以上が経過しましたが、施設の運営においては、まだまだ感染対策は必要となります。
そんな中でも少しずつですが、入所者の方の希望を聞きながら、外出行事を色々と企画したり、施設内で取り組んでいるクラブ活動にも新しいものを増やしたりと、施設生活における余暇活動を充実させるべく取り組んでいます。
先日になりますが、台風10号の猛威の中で開催が心配されました毎年恒例の つばき盆踊り大会 が、3施設合同で無事に行うことが出来ました。
今回は、そんな盆通り大会の様子や新設したクラブ活動の様子をご紹介したいと思います。
つばき盆踊り大会 Tsubaki Bon Odori Festival
会場の様子です
去年は、新型コロナ関係で3施設合同での実施ができませんでしたが、今年は無事に実施する事が出来ました
萩民謡の会
ハッピ姿が堂々としていて勇ましく、毎年素敵な踊りを披露して下さいます
入所者の方々も楽しみされています
入所者の方も職員も一緒に踊りを 満喫☆夏 の最後のイベントをみんなで一緒に盛り上げます
今回の盆踊りは、施設内だけでの実施でしたが、来年にはご家族の方にも来ていただき、より盛大に行えたらと思っています
クラブ活動 Club Activities
今年度(R6年度)に新設しました 【卓球クラブ】【紙芝居クラブ】【茶道クラブ】 を紹介します
卓球クラブ Table Tennis Club New!
日頃の運動不足解消を目的としつつ皆さん楽しんでいますが、負けまいと勝負に拘りたいのは宿命なのかも…
紙芝居クラブ Kamishibai Club New!
紙芝居クラブでは、入所者の皆さんに楽しんでもらうため、職員が読み聞かせで行います
むかし懐かしい想い出を思い浮かべながら、職員の優しい語り口調に入所者の皆さんも物語の世界に引き込まれています
茶道クラブ Tea ceremony Club New!
おもてなしの精神や侘び寂びなど、美しい心得を感じられる日本の伝統文化の茶道
茶道とは心を落ち着かせながらお茶を点てて、客人に振る舞う儀式なのですが、施設内では茶室はありません
その中でも出来る範囲で、入所者の皆さんに「茶」を楽しんでいただいています
その他クラブ Other Clubs
救護施設つばきです。
救護施設では、入所者の方の地域移行へ向けた取組みの一貫として、日中に作業活動を行っています。そこで、入所者を中心に職員も間に入り様々な手作り作品を作っています。できた作品は、毎年年2回程度、社会福祉協議会主催の“あったかマルシェ”へ参加させて頂き販売をしています。
木工班グループではフラワースタンドやキーホルダーなどのアクセサリーを作成しています。季節に応じて色や絵を替えており様々な絵柄があります。他にも大型フラワースタンドや木製のキーホルダーを作っています。
手芸班グループでは干支の動物やキリンなど様々な動物のマスコットを作っています。他にも苔玉、巾着、ティッシュカバーなどの小物を作成しています。
最近では、6月初旬に、総合福祉センターで、7月中旬にはサンリブにて展示販売を行いました。新型コロナウィルスの5類移行を受け、感染対策が緩和された影響もあり、お客さんの人数も今までよりも多く、救護展示エリアでも多くの方に足を止めて頂き、小物を中心によく売れ大変好評を頂きました。
“救護施設”と聞くと、どんな施設と思われる方が多いと思います。今回のマルシェの様な活動へ参加させて頂く事で、少しでも地域の方へ知って頂く良い機会にもなればと思っています。
また、次回開催(12月予定)へ向け入所者、職員一同今回の盛況を励みに頑張っていきますので、ぜひお見かけしたら足を止め、商品を手に取ってみて頂けたら幸いです。
救護施設つばきです。
毎年恒例田町商店街の七夕祭りへ今年も出展しました。今回は、1グループのみの参加になりましたが、参加できなかったグループの分も含め、このコロナ禍で暗い世の中の雰囲気を吹き飛ばせとばかりに気合の籠もった作品となりました。
今まで過去2019年、2021年と『萩市長賞』を受賞し2連覇中で、いまだどこも3連覇を成し遂げたところがない中での挑戦でした。
残念ながら3連覇はなりませんでしたが、見事『努力賞』を獲得しました!日頃の努力がきちんと実を結んだ結果となりました。
今回の作品に登場している吉田松陰について、その弟子である高杉晋作の辞世の句にこういうものがあります。
「おもしろきこともなき世をおもしろく」
面白くない世の中を、面白くするのは自分次第。自身の置かれた境遇を嘆いていても、何も変わらない。面白くするもしないもその人の心次第といった意味です。
今般のコロナ禍で様々な規制や我慢を入所者やそのご家族及び職員に強いる生活を送る中で、少しでも明るく楽しみや生きがいを見出していけるよう前向きに日々知恵を絞りながら様々な活動や行事を考え皆で頑張っています。
~日常風景~
救護施設つばきです。
例年、田町商店街の七夕祭りに出店しており、2020年は新型コロナウイルスの影響で中止という悔しい思いをしましたが、出展が叶わなかった作品も含めて今年は2グループで1作品ずつ出展しました。
その結果、なんと、年を跨ぐことにはなりましたが、2019年度に続き「萩市長賞」を受賞しました!連覇達成です!
萩市長賞を獲得した<夏みかんグループ>の作品は、萩八景遊覧船を初めとした四季折々の風景画です。
続いて、惜しくも努力賞となった<あまなつグループ>の作品は、菊ヶ浜と笠山山頂展望台の大きな風景画です。
どちらの作品も、作品の材料となっているのは一つひとつの小さなお花紙です。コロナ禍によって新しく変化していく生活様式の中、利用者と職員が「田町商店街を華やかに彩ることができるように。そしてコロナ終息の糧になるように」
そんな思いを込めて作り上げた2021年にふさわしいソウルアートです。
お花紙を綺麗に丸めることは一見簡単そうに見えて、そう上手く作ることはできません。慣れている利用者は、慣れていない利用者へ作り方やコツを教え合ったり、丸める係や貼り付ける係と、それぞれが役割を持ち協調性を育みながら製作しました。
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